モビライズの動作挙動を軽くする

モビライズの動作挙動を軽くする

mobiriseソフトウェアの動作が重い場合の対処法


モビライズでサイト制作を行っていると、PCやMacの動作が重くなることがあります。これはBootstrapCMSがコンピューターのメモリを大量に消費しているからです。
特にページ数の多いサイトや大量の画像、ビデオ等を用いているときにこの傾向は顕著に現れます。
メモリ不足から製作中のサイトがクラッシュするという最悪の事態を避けるために定期的にコンピューターのメンテナンスおよびCMSの再起動を心がけるようにしましょう。
ここでは、Macのメンテナンスを事例にモビライズのメンテナンス法をご紹介します。

アプリケーションの動作が重くなる前に…

サイト制作を継続的、集中的に続けているとCMSの動作が重くなる場合があります。前述の通りソフトウェアがコンピューターのCPUリソースの大半を占めてしまうからです。
この場合、ソフトウェア画面上に警告が出ることがあります。警告が出てからもしばらくは操作を続けることができますが、最終的には画面がホワイトアウトしてしまうことがあります。
製作中のサイトデータが残っていれば良いのですが、最悪データが消去されてしまうことがあります。これらを防ぐためにも、定期的にサイトのバックアップ(Export)とパブリッシュ(ローカルへの保存)を行うようにしてください。


メモリを復活させるために

  1. 動作が重くなってきたらMobiriseを終了します。
  2. MacのHD情報を確認します。(画像では空き領域6.05GB)
  3. 全てのアプリケーションを終了しMacをセーフモードで再起動します。(再起動中の黒い画面でshiftキーを長押し–>Macのロゴが表示されたらshiftキーを離す)
  4. セーフモードで再起動後、もう一度再起動をかけます。(セーフモードの終了)
  5. 再々起動後、HD情報を確認します。(画像では空き領域16.04GB)空き容量が増加していることがわかります。これでモビライズアプリケーションが快適に動作します。

ストレージの整理

モビライズを使い続けると、過去のヒストリーファイルがHDに溜まっていきます。バックアップには大変便利ですが古くなり使う必要のないHistoryファイルは削除してストレージを有効活用しましょう


Macアイコンからストレージ、ファイルブラウザへ

左上Macアイコンから、このMacについて–>ストレージ選択–>管理ボタン–>不要なファイルを削除–>ファイルを確認 に進みます。 右タブボタンのファイルブラウザを押下ししばらく待ちます。
ライブラリフォルダを選択、Application Support–>Mobirise.com–>Mobirise–>Projects と進みます。


プロジェクトの特定(サイト確認)

Projectsには、日付のフォルダ名でサイトが並んでいます。フォルダ内にscreenshot.pngの画像ファイルがありますので、TOPページの画像を確認してサイトを特定しましょう。
特定できればHistoryフォルダに進みます。


ヒストリーフォルダ内を確認

サイトが特定できれば、historyフォルダに進み、削除しても問題のない過去のヒストリーファイルを選択し削除します。

モビライズソフトウェアを用いて、サイトのコピーをする、ディレクトリ対応のサイトを作ることができます。次にコピー、ディレクトリの機能について見ていきましょう。

モビライズでのサイトコピー設定
について