制作サイトのコピーとディレクトリ

制作サイトのコピーとディレクトリ

モビライズサイトをコピー

バックアップと近い機能となりますが、サイトのコピーをMobiriseソフト内にかんたんに作成することができます。

サイト一覧からコピー対象サイトへ

コピー対象サイトのサムネイルイメージ上にマウスを移動。コピーアイコン(Clone Site)が表示されますのでクリックします。

コピーされたサイトを確認

同じサムネイルイメージが生成され、サイト名には、 – cloneの文字が付きます。日付などでわかりやすく保存しましょう。


サイトの削除と復元

誤ってサイトをコピーした、サイトが不要になった場合などサイトを削除できます。

サイト一覧から削除対象サイトへ

削除対象サイトのサムネイルイメージ上にマウスを移動。ゴミ箱アイコン(Remove Site)が表示されますのでクリックしますとサイトが削除されます。

復元したい場合はRESTORE DELETED SITES

誤って削除してしまった場合も復元が可能です。メニュー一番下にある、RESTORE DELETED SITESボタンをクリックします。削除したサイトを復元できますが、データ量により時間を要する場合があります。


どんな時にサイトコピー機能を使う?

唯一無二のウェブサイトを作成するわけですから、作成したサイトのコピーを使いまわして、、ということはあまり想定されないかもしれません。あるとすると、サイトのバックアップを目的とすることが用途としてあるかと思います。
しかしこれは自動ヒストリー機能とかぶることになります。コピー機能の便利な使い方としては多言語サイトを作る場合になります。こちらは次のサイトディレクトリについて、で詳しく紹介していますのでご覧ください。


サイトディレクトリ

モビライズではディレクトリ構造に対応していません。全て静的なhtmlファイルが吐き出される仕様となっています。しかし完全にディレクトリは作成できないのでしょうか?サブディレクトリ について以下まとめました。

Mobirise

WordPressなどではデフォルトのディレクトリ構造だが・・

モビライズでは、例)domainname.com/siteddirectory/sample.htmlのようなディレクトリに格納されたカテゴリグループは作成できません。これはアプリケーションのポリシーとなっているようです。
もちろん将来は対応してくる可能性も否定できませんが、現状のMobirise 4.12.0バージョンにおいては、ディレクトリは非対応となっています。

ディレクトリに対応したサイトを作成サイト構成としてありそうなのは、多言語対応のサイトでディレクトリを作成する場合がありそうです。この場合の構成方法を見て行きます。

日本語サイトを作成

通常のサイト制作をモビライズ上で行います。仮に10ページ構成のコーポレートサイトを作成したと仮定します。

日本語サイトをコピーし英語サイトへ

10ページのコピーサイトが出来ます。これを英訳対応します。同時に英語サイトのディレクトリを決定します。ここでは仮に/en/とします。

サーバ上にenのフォルダディレクトリを作成

日本語サイトが公開されているルートディレクトリ上にenのフォルダを作成します。コピーサイトから作成した英語サイトの全てのソースをenフォルダにアップロードします。

双方のサイトでリンク設定を

日本語サイトから英語サイトへのリンクは、フルパスで記述しましょう。例)https://domainname.com/en/
英語サイトから日本語サイトへも同様にフルパすでリンクですね。基本は同一サイトでの展開なので、別ウィンドウでは展開しないようにします。


Tips: ニュースやコラムサイトでもディレクトリに

同じ手法でニューストピックスやコラムなど記事ページに活用できます。サイトのコピー機能をうまく使ってディレクトリ化してみましょう。
/news/や/topics/、/column/などのディレクトリフォルダを用意記事に特化したページだけをまとめて作成。指定のフォルダ配下に更新の都度アップロードして行きます。
その他の固定ページは.htmlのスタティックなURLで展開していきます。