最適なサイトカテゴリ規模
- 2020.05.09
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Mobiriseで作成するサイトの種類や規模感について解説します
モビライズで制作できるオススメのサイトについてご紹介。基本的にテーマが用意されている業種がやはり向いているようです。
コーポレート・ショップサイト
最も制作されているのはやはりコーポレートサイト、商品紹介サイト、ショップサイトなどでしょう。カテゴリごとに優良なテーマが豊富に揃っていますし、サイトの目的に応じたアクションボタンも簡単に設置できます。逆にニュース主体のメディアサイト向きではないと感じます。
ランディングページ
モビライズは基本的にワンカラムのページ展開がベースとなっています。ブロックによっては2カラム、3カラムのものも用意されているのですが、1カラムの秀逸なブロック、例えばパララックスなどの動的表現などが多いためLP制作に大変有効なプラットフォームです。地図やフォームの組み込み、料金表テーブルの作成などもBootstrapで無料で用意されているためアクションボタンとも合わせてLP制作に向いていると言えます。
AMPアンプサイト
通常はコーディングが大変なAMPサイトが簡単に制作できます。アンプサイトはGoogleが推進する規格ですので、検索エンジン対策にも有効なサイトとなります。また昨今注目されるウェブとアプリの良いとこどりをしたPWAサイト(プログレッシブウェブアプリ)を作れるのも魅力の一つです。
モビライズは中~大規模サイト制作には向いているか?

Bootstrap CMS Mobiriseは100ページを超えるような規模のサイト制作には向いていないと言えそうです。理由はいくつかありますが、まず100ページを超える規模になると、アプリケーションの動作が重くなります。そしてメモリを多く消費しますので、マルチタスクでの作業に影響が出てしまいます。パブリッシュ時の時間も相当かかります。
また、100ページ規模となるとそれなりの規模のソース量となり、画像やスタイルシートの容量が膨大になります。結果ストレージが逼迫する要因となりますのであまりおすすめは出来ません。ヒストリー履歴を持たず(定期削除)に運用しても良いのですが、万が一のことを考えるとそうもいきません。
オランダヘッドクオーターのサポートとも一度話しましたが、アプリケーション性能を考えるとやはり100ページ内に留めておいたほうが良いとのことでした。
100ページ以上の規模で運用するには?
モビライズをオフライン作業で活用する
とは言え、大変便利なBootstrapCMSのモビライズ。
規模が少し大きめのサイトでもウェブサイト制作に活用したいものです。そこでオススメするのが、オフラインでページを量産するというもの。
具体的にはアプリケーションを使わずにフリーのエディター等を使ってページを増やしていきます。私はこの手法で500ページを超える規模のサイトを運用しています。
具体的には、主要なページ制作はモビライズ上で行います。サイト構成にもよりますが、Home, カテゴリTOP、商品(サービス)詳細ページ、記事ページ1、記事ページ2、お問い合わせフォーム、ランディングページ制作 といったあたりでしょうか。数十ページはモビライズ上で作成しても問題ありません。
主要ページが仕上がれば、サイトをパブリッシュします。
ローカル環境においてのページ量産については以下の量産方法をご参考にしていただければと思います。この手法でBootstrapアプリケーションに負荷をかけることなくページの量産が可能となります。

パブリッシュしたフォルダの確認
サイトを保存したフォルダを確認します。project.mobiriseファイルとassetsフォルダー以外はHTMLファイルがずらりと並んでいるかと思います。
コピーしたいHTMLファイルを選択して、コピー複製を行います。

テキストエディターで開く
コピーしたHTMLファイルをテキストエディターで開きます。サンプル画像では私は無料のCotEditorを使用しています。冒頭、主要なメタタグなどはページ説明文、ページタイトルを変更し上書き保存します。
コンテンツのメインはボディ部分ですが、テキスト中心の構成であれば文言を差し替えていくのにそう時間はかからないはずです。

画像素材はassets–>imagesに保存
画像を新しく追加するには、フォルダ内のassetsフォルダ–>imagesフォルダに進みます。
新しく作成した画像をこのimagesフォルダに保存します。
ページ上でのリンク指定をこの新しい画像ファイル名にリンクさせれば、ローカルでのブラウザ確認でも画像が表示されることが確認できるはずです。

新しく追加したページをFTP経由でアップロード
編集が終われば、最適なページ名にリネームします。お使いのFTPソフト経由でサーバーへアップロードします。新しく画像を追加している場合には漏れなく、本番サーバルート直下にある、assetsフォルダ内のimageフォルダへ画像も追加しましょう。
アップロードが完了すれば、ブラウザから対象のHTMLファイルのアドレスを入力し問題なく表示されるか確認しましょう。
モビライズソフトウェアの動作が重くなった時の処理はどうするのか。継続してアプリケーションを使用していると動作が重くなってくる場合があります。ソフトウェアの動作を軽くする方法について次にみていきましょう。
モビライズアプリケーション動作を軽くする
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