Bootstrapソフトウエア モビライズを使った検索エンジン最適化

Bootstrapソフトウエア モビライズを使った検索エンジン最適化

SEO対策のトレンド

昨今の検索エンジン対策のトレンドは、一にも二にもコンテンツ評価ありきです。メタタグや被リンク等での小手先の対策ではGoogleは一切評価してくれません。
訪問者が有益に感じるコンテンツの作成、運用に最も力を入れましょう。検索エンジン対策はこれしかありません。
他のサイトでは経験・体験できない、有益な情報提供やコンテンツ上での経験をGoogleは非常に高く評価する傾向にあります。


タイトルタグの設計

Mobiriseタイトルタグの設計
“ページの見出しタイトルと一致するわかりやすいページタイトルをモビライズ上に記述”

Google対策においてコンテンツ作成からの評価が中心となるのは前述のとおりですが、今だに重要な役割を持つのが、ページタイトルです。
 Googleはページタイトルに記載されている見出しやコンテンツが一致しているかどうかを重視しページ評価します。

ページタイトルには訪問者が検索想起しそうなキーワードを盛り込むことが極めて肝要です。自身が入力、検索したワードと一致あるいは近似していれば、クリックされる確率は大幅に高まるためです。

その上で他サイトにないユニークなコンテンツであればいうことはないですね。


ページ説明文の追加

Mobiriseページ説明文の追加
ページ説明文を100文字前後でわかりやすく記述”

Page Descriptionと呼ばれるページ説明文を記述します。100文字前後でそのページに記載されている内容をコンパクトに文章化します。ページ説明文がなくてもGoogleはページに記載されているコンテンツからサマリー化して要約を検索結果ページ(SERPs)に表示する場合があります。

 SEO対策としては、大きな意味合いは持たないページ説明文ですが、訪問者(検索ユーザー)が特定のキーワードで検索をかけ、結果一覧ページから訪問するページを決定する判断材料として、ページ説明文を読むことが多々あります。検索エンジン対策というよりは、見込み客にサイトへの訪問を後押しする判断材料として魅力的な説明文章を用意しましょう。


メタタグの検索キーワードはなくても良い?

検索エンジンの機械学習が進む10年以上前には、メタタグへのキーワード設定が有効な時期がありました。
Googleのウェブサイト評価も今ほど精度が高くなかった時代です。しかし2020年代の今では、Googleはキーワードタグに頼らずともサイトに記載されている重要キーワードを容易に抽出することができます。

 そのためキーワードタグの記述をあえて行う必要はなくなったのです。ページ作成者の方に気遣って欲しい点としては、ページ内のテキストのタイトルです。見出しタイトルでは、テキストのTitle1を選択すると最も大きなテキスト表記となります。いわゆるそのページの大見出しタイトルです。何について書かれているページなのか、前述のページタイトルと一致させます。

 コンテンツブロックによっては、細分化された中見出し(Title2)や小見出し(Title3)を使い分けます。大見出しの中にカテゴリ、サブカテゴリがあるイメージですね。これらを使い分けすることによって、Googleへコンテンツのどこに重きをおいているのかを伝えます。

モビライズ サイト内リンクについて

当サイトでもテキストリンクのパンくずリストを設置していますが、今も変わらず検索エンジンには有効な手法となります。

Mobiriseはディレクトリの概念がないソフトウェアですが、コンテンツをグローバルメニューやフッターリンクに格納できないボリュームのウェブサイトにはパンくずリストを設置しましょう。
 関連するコンテンツの深堀があった場合、Home—>コンテンツA—>コンテンツBといったリンクの設置は有効となります。訪問者にとっても関連するコンテンツが視覚的に理解できてユーザビリティも向上しますね。

 パンくずリストとも関連しますが、内部リンクも忘れずに設置しましょう。関連するコンテンツや次に読んで欲しい記事、人気のコンテンツ、本文中のテキストリンクなどへはページ間のリンクを漏れなく設置しましょう。Google botがサイト内をクローリングする手段として今も有効ですし、訪問者のサイト経験値も高まります。

サイトの表示速度は早いほうが良い?

サイトのパフォーマンス測定ツールは多くありますが、オススメはGoogleのLighthouseです。Googleクロームのブラウザをお使いの方が多いと思いますがクロームの拡張機能として無料で簡単に拡張できます。
Lighthouseではサイトの表示速度はもちろん、サイト全体の評価も数値化して行ってくれます。

 Googleがこの手のツールを出しているということはサイトの表示速度を検索結果への指標の一環として取り入れていることが想像できます。ユーザファースト、モバイルファーストを掲げるGoogleですから、表示速度が遅いサイトよりも速いサイトを評価するのは当然のことと考えられます。

 当サイトでもご紹介していますがAMPサイトとはGoogleが推奨するモバイルユーザーのためのWebページ高速表示化プロジェクトです。このAMP規格を使えばモバイルページが驚くほど速く読み込み表示されます。若干Webサイトの表現方法は劣る面もありますが、何よりストレスなくサイトを閲覧できるメリットは大きいです。
ぜひ無料のMobirise AMPをお試しください。

サイトのセキュア化について

ウェブサイトにおけるセキュア通信規格のSSLはかつてEコマースや個人情報を取得するフォーム系のみに取り入れられていたことが多かった時代があります。

 今ではサイト全体にSSL通信を取り入れる企業が増え、より一般的になりました。またGoogle ChromeやFireFoxなどSSL通信が一部でも満たされていないページがあると警告が出るような仕様に変更がかかってきました。それだけグローバルでみて情報保護の機運の高まりは顕著であり、一般サイトでも離脱防止のために積極的に取り入れていかなければなりません。検索順位にも影響するといわれていますので、SSLはぜひ取り組みたいトレンドです。

今では無料のLets EncryptなどコストをかけずにSSL設置できるサーバーも増えていますので、ライバルサイトより先行するためにも積極的に取り入れましょう。

SEO対策とあわせてしっかりと設定しておきたい事項にサイトマップの生成があげられます。sitemap.xmlを正しく生成することで検索エンジンに対し、サイトの構造やページについて周知することができます。検索エンジンのクローラー制御robot.txtとあわせてみていきましょう。

モビライズ の自動サイトマップ設定方法について